ベクトルが急反落、のれん償却負担増など響き第3四半期2ケタ営業減益
ベクトル<6058>が急反落。11日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年3~11月)連結決算が、売上高212億2200万円(前年同期比46.7%増)、営業利益21億7600万円(同10.9%減)、純利益11億8200万円(同18.0%減)と営業2ケタ減益だったことが嫌気されている。
戦略PRサービスが安定的に業績を積み上げたほか、ビデオリリース配信事業を含むデジタル領域のサービスが大きく成長し売上高は大幅に伸長した。ただ、Webメディア分野で広告収入が想定を下回ったことに加えて、M&Aによるのれん償却が大きくなっていること、さらにブロックチェーンなどの新規サービスの先行投資を行ったことなどが利益を押し下げた。
なお、19年2月期通期業績予想は、売上高264億円(前期比31.4%増)、営業利益38億円(同25.6%増)、純利益19億円(同33.3%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース