シンメンテはS高、21年2月期減収減益予想もアク抜け感強まる
シンメンテホールディングス<6086>はストップ高の906円に買われている。14日の取引終了後、従来未定としていた21年2月期連結業績予想を発表しており、売上高155億2200万円(前期比1.0%減)、営業利益8億1200万円(同3.7%減)、純利益5億800万円(同14.1%減)と減収減益を見込むものの、小幅な減益にとどまるほか、株価が5月以降下落基調にあっただけに、アク抜け感から買いが入っているようだ。
緊急事態宣言解除後に受注件数が持ち直していることが要因としているという。また、ファーストフード、持ち帰り主体の中食業界の企業などで、同社グループへの依頼数が増えている企業もあり、これらも寄与するという。
なお、第1四半期(3~5月)決算は、売上高31億9100万円(前年同期比5.4%減)、営業利益6900万円(同53.6%減)、純利益3600万円(同66.4%減)だった。
株探ニュース