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タメニー Research Memo(7):2022年3月期は大幅増収・黒字化予想

特集
2021年6月17日 15時07分

■今後の見通し

1. 2022年3月期連結業績予想の概要

タメニー<6181>の2022年3月期の連結業績予想は、売上高が8,000百万円(2021年3月期は4,429百万円)、営業利益が350百万円の利益(同2,176百万円の損失)、経常利益が260百万円の利益(同2,089百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が240百万円の利益(同2,316百万円の損失)としている。下半期に向けてコロナ禍の影響が緩やかに緩和し、withコロナ時代の新しい生活様式に対応した新サービスや拠点統廃合・小規模化など、収益力向上に向けた各種施策も寄与して大幅増収・黒字化予想としている。

なお上期は売上高が3,000百万円、営業利益が60百万円の損失、経常利益が110百万円の損失、親会社株主に帰属する当期純利益が80百万円の損失の計画、下期は売上高が5,000百万円、営業利益が410百万円の利益、経常利益が370百万円の利益、親会社株主に帰属する当期純利益が320百万円の利益の計画である。下期偏重の計画としている。

2. 重点施策

売上げ拡大に向けた取り組みとしては、各領域におけるwithコロナ時代の新しい生活様式に対応した新サービスの提供や事業機会の創出を推進する。また収益性向上に向けた重点施策として、グループCRM整備、固定費圧縮、財務基盤強化を推進する。固定費圧縮では前期に続いて拠点統廃合・小規模化を進めるため、結婚相談所「パートナーエージェント」7拠点、及び婚活パーティー「OTOCON」6拠点、合計13拠点の拠点統廃合・小規模化を決定済みである。

婚活領域は主力の結婚相談所「パートナーエージェント」が回復基調となり、前期の第2四半期から営業黒字化している。婚活パーティー「OTOCON」は戦略的に縮小し、今期はオンライン結婚相談所「パートナーエージェントONLINE」、ワンランク上の高価格帯の婚活パーティー「パートナーエージェントパーティー(PAP)」、婚活用スタイリングサービス「パートナーエージェントコーディネート(PAC)」など、新サービスの拡大を推進する。

カジュアルウエディング領域は事業構造転換などで、コロナ禍以前の水準への回復を目指す。フォトウエディング「LUMINOUS」がラインナップ拡充や提供エリア拡大などで大幅伸長する見込みだ。また、従来の「挙式+披露宴」で大人数・高価格のFB(Food & Beverage=料理及び飲料)主体の一般的な結婚式はコロナ禍の影響が大きいため、今後はコロナ禍や経済環境の影響を受けにくいNon-FB主体の少人数・低価格の結婚式のプロダクトポートフォリオを確立し、戦略的にシフトを進める。

テック領域では、婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」が、オンラインお見合いも寄与して堅調に推移する見込みだ。なお「CONNECT-ship」のマネタイズポイントについて、従来はお見合い成立料を得る方式だったが、2022年3月期から、お見合い成立料を引き下げる一方で基本料金を得る方式に変更する。これによって前期末の利用会員数が一時的に減少したが、今後は収益が拡大する見込みとしている。オンライン婚活では、アプリ完結型結婚相談所「スマ婚縁結び」をシリーズ化して基盤整備を進める方針だ。

ライフスタイル領域では有力パートナーとのアライアンスも活用して、グループCRM戦略を強化する。法人領域では企業向けイベントプロデュースを成長分野と位置付けて、2021年4月には高品質な映像を用いたオンラインイベントソリューション「イベモン TV型パック」を提供開始するなど、企業向けオフライン・オンラインのイベントプロデュース事業を強化していく方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《AS》

提供:フィスコ

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