コマツが9日ぶりに反発、今期税引き前を11期ぶり最高益に上方修正、配当も6円増額
小松製作所 <6301> が9日ぶりに反発。29日大引け後、19年3月期の連結税引き前利益を従来予想の3200億円→3620億円に13.1%上方修正。増益率が9.7%増→24.1%増に拡大し、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。
北米やインドネシアを中心に一般建機と鉱山機械の販売が想定より伸びることが寄与。円安による採算改善なども上振れに貢献する。下期の前提為替レートを1ドル=100円→105円に見直した。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の96円→102円(前期は84円)に増額修正したことも支援材料となった。また、前日終値ベースの予想PERが11.0倍→10.3倍に低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
株探ニュース