コマツが大幅反発、建機需要コロナ前回復で今期は増収増益と増配を予想
コマツ<6301>が大幅反発。4月30日の取引終了後、22年3月期の連結税引き前利益(米国会計基準)は前期比33.3%増の2170億円になりそうだと発表しており、これを好感する買いが入っている。
建設機械・車両の販売数量増加や販売価格の改善などを背景に、2ケタ増収増益を見込む。前期に春節明けのセールスシーズンずれ込みがあった中国の売上高は減少するものの、アジア、北米、中南米を中心に需要が回復し、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に戻る見通しだ。併せて、今期配当は前期比7円増の62円に増配する方針としたことも好材料視されている。なお、21年3月期の同利益は前の期比27.0%減の1627億7500万円だった。
株探ニュース