東洋エンジが急騰、レアアースなど資源・エネルギー関連のテーマで底値買いの動き
東洋エンジニアリング<6330>が急騰、一時11%を超える上昇で2096円まで駆け上がり、75日移動平均線とのマイナスカイ離解消を目前としている。仮に中長期波動の分水嶺である同移動平均線をブレイクすれば、今年2月中旬以来約5カ月ぶりとなり、大底圏でのトレンド転換を示唆する強力なシグナルとなる。
高市早苗政権は経済安全保障の観点から、レアアースの国産化に伴う中国依存からの脱却、そして同志国との連携によるサプライチェーンの強化などを国策として重視している。そのなか同社は海洋研究開発機構(JAMSTEC)の委託を受け、深海からレアアース泥を回収するシステムの技術開発におけるキーカンパニーに目され、三井海洋開発<6269>と合弁関係にあることも今後の展開力に期待が寄せられる背景となっている。一方、地熱発電分野でも活躍が見込まれ、一部報道によると米地熱開発企業のグリーンファイヤーエナジーと協業で技術の蓄積を進め、今後は次世代型地熱発電での貢献が見込まれている。市場では「AI・半導体関連が調整色を強める一方で、その受け皿として新たな物色テーマをマーケットは求めている。そのなか、同社株は出遅れ感が強く資源・エネルギー関連の側面から新たな投資資金を誘導し始めている」(中堅証券ストラテジスト)という声も聞かれる。
株探ニュース