山洋電が大幅続伸、23年3月期は2ケタ営業増益で5円増配へ
山洋電気<6516>が大幅続伸している。午前11時ごろに発表した23年3月期の連結業績予想で、売上高1080億円(前期比6.8%増)、営業利益127億円(同15.8%増)、純利益95億円(同5.4%増)と2ケタ営業増益を見込み、年間配当予想を前期比5円増の120円としたことが好感されている。
主な市場である通信装置やロボット、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が継続しており、高性能・高信頼の製品の製造販売を推進することで業績拡大を狙う。
なお、22年3月期決算は、売上高1011億2300万円(前の期比30.5%増)、営業利益109億7100万円(同2.3倍)、純利益90億1500万円(同2.3倍)だった。
また同社は26日、サーボシステム「SANMOTION(サンモーション)」のラインアップを拡充し、省エネルギーで速い加速と減速ができるリニアサーボモーターを開発したと発表。業界トップクラスの最大加速度を実現したとしており、これも好材料視されている。
株探ニュース