ツナグGHDが急反落、成長投資強化で4~6月期は70%営業減益
ツナググループ・ホールディングス<6551>が急反落している。15日の取引終了後に発表した第3四半期累計(21年10月~22年6月)連結決算は、売上高93億4700万円(前年同期比11.4%増)、営業利益1億6800万円(前年同期1億6200万円の赤字)、最終利益1億3100万円(同2億9200万円の赤字)と黒字に転換したものの、4~6月期では営業利益は70%減益となっており、これが嫌気されている。
成長領域である企業の採用活動を総合的に支援する「RPOサービス領域」、ITテクノロジーを駆使した人材マッチングサービスを提供する「DXリクルーティング領域」及びスポットワークに経営資源を集中した結果、売り上げ成長を牽引した。ただ、人的資本やスタッフィング領域における事業化投資などを強化したことで、4~6月期は減益を余儀なくされた。
なお、22年9月期通期業績予想は、売上高120億円(前期比8.8%増)、営業利益2億円(前期1億500万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース