シキノハイテックの上値追い鮮烈、4~9月期営業8割増益で株価も底値離脱
シキノハイテック<6614>の上値追い鮮烈、一時8%を超える上昇で2196円まで買われ、底値圏離脱を明示している。同社は自動車業界向けを中心に半導体検査装置の開発や、LSI設計・開発などに展開。パワー半導体の設計で強みを有し、カメラモジュール及び画像処理システムの開発・製造でも実績が高い。
前週末11日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4~9月)決算は営業利益が前年同期比81%増の2億3600万円と拡大しており、業績成長力が改めて見直され買いを誘導している。スマートフォンやパソコン向けで需要減速が指摘される半導体だが、車載向けや5G関連、産業機器分野などへの需要は高水準で同社の収益を後押ししている。
株探ニュース