TホライゾンがS安、積極的な人員採用などで第1四半期は営業赤字拡大
テクノホライゾン<6629>がストップ安の1414円に売られている。7月30日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高58億2600万円(前年同期比33.2%増)、営業損益3億4300万円の赤字(前年同期5100万円の赤字)、最終損益3億9400万円の赤字(同1億1100万円の赤字)となり、赤字拡大で着地したことが嫌気されている。
経済活動が再開した海外を中心に映像&IT事業、ロボティクス事業ともに売り上げが増えたことに加えて、M&A企業の連結効果もあって増収となったが、積極的な人員採用やM&A実施に伴う手数料支払いやのれん償却が増加したことなどが損益を悪化させた。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高330億円(前期比24.6%増)、営業利益30億円(同23.9%増)、純利益23億円(同7.1%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース