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正興電機製作所 株価材料ニュース

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<動意株・3日>(大引け)=郵船、TOA、ピアズなど

材料
2021年2月3日 15時07分

日本郵船<9101>=後場上げ幅拡大。この日正午ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆4600億円から1兆5400億円(前期比7.7%減)へ、営業利益を300億円から570億円(同47.3%増)へ、純利益を350億円から900億円(同2.9倍)へ上方修正し減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。定期船事業で、想定を大幅に上回る輸送需要により需給ひっ迫が継続し、オーシャン・ネットワーク・エクスプレスの収支は想定を上回っていることに加えて、航空運送事業で引き続き供給スペース不足による需給の引き締まりにより収支が良化していることが要因。また、物流事業が航空貨物取扱事業とロジスティクス事業の好況に支えられた収支で推移していることも寄与する。

TOA<6809>=4日続伸。放送設備機器の大手メーカーだが、持ち前の技術力を生かし防犯カメラなどにも注力している。2日取引終了後、21年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の7億円から18億円(前期比48%減)に大幅増額されたことでポジティブサプライズとなった。ほぼ1年前の昨年1月22日に昨年来高値1189円をつけ、その後はコロナ禍による業績不振を嫌気されて売り込まれた経緯がある。そのため株式需給面では信用買い残が払底した状態にあり、戻り売り圧力が希薄であることが足もとの株高を助長している。

ピアズ<7066>=急伸。2日の取引終了後、エスプール<2471>と業務提携し、非対面オンライン接客サービスを共同開発すると発表しており、これが材料視された。今回の提携により、エスプールが有する顧客ネットワークや地方拠点を活用したアウトソーシングノウハウに、ピアズが有するオンライン接客に特化した人材教育やシステム開発のノウハウを組み合わせることで、新たなオンライン接客サービスの確立や幅広い業界へ向けたサービスの提供を進めるとしている。なお、21年9月期業績への影響は軽微としている。

MonotaRO<3064>=マド開け急伸。6000円大台を一気に回復する人気となった。工具や工場用品のネット販売を手掛けるが、低価格で充実した商品ラインアップを強みとし顧客需要の取り込みに成功している。2日取引終了後に発表した20年12月期決算は売上高が前の期比20%増の1573億3700万円、営業利益が同24%増の196億700万円と大幅増収増益を達成。主力の法人需要に加え、個人顧客の増加が収益押し上げ要因となっている。更に21年12月期見通しについても、売上高が前期比23%増の1942億2000万円、営業利益は同26%増の246億7800万円と、トップライン、利益ともに前期を上回る大幅な伸びを見込んでいることがサプライズを誘った。

EPSホールディングス<4282>=大幅高で3日続伸。同社は2日取引終了後に、21年9月期第1四半期(20年10~12月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比95.6%増の14億4900万円となり、通期計画48億円に対する進捗率は30.2%となった。売上高は同10.4%増の166億1800万円で着地。国内でCRO(医薬品開発受託機関)事業がモニタリングを中心に稼働率が向上しているほか、CSO(医薬品販売事業受託機関)事業で医薬向けコントラクトMR(契約医薬情報担当者)やDI業務(医薬品の最新情報を医療関係者向けに提供するコールセンター業務)などが順調に進捗していることが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

正興電機製作所<6653>=上値追い加速。同社が2日取引終了後に発表した20年12月期決算は、営業利益が前の期比46%増の13億2500万円と急拡大した。好採算の電力向け情報制御システムなどが好調で利益を押し上げた。また、21年12月期業績予想についても、営業利益は前期比51%増の20億円と前期実績を上回る高い伸び率を見込んでおり、これを好感する買いを呼び込んだ。なお、好決算を背景に株主還元も強化し、前期配当を従来計画の20円から25円に増額したことも物色人気を助長している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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