インスペック急反発、ロールtoロール型シームレス直描露光装置の新製品の受注開始へ
インスペック<6656>が急反発している。同社は2日、電気自動車(EV)分野で車内配線用として生産が拡大している長尺FPC(フレキシブル基板)をシームレスかつ両面同時に露光可能なロールtoロール型シームレス直描露光装置の新製品「RD3000FB」シリーズの開発を完了し、受注を開始すると発表。これが材料視されているようだ。
この製品は、世界初となるシームレス連続露光方式での両面同時露光を実現しており、従来の露光装置の課題である表面と裏面の位置合わせ工程を不要としたことが特徴。これにより、表面と裏面の位置ずれは物理的に発生せず、どれだけ長尺であっても位置ずれの発生がないという。
株探ニュース