メルコは急反落、第1四半期は売上原価上昇し2ケタ営業減益
メルコホールディングス<6676>は急反落している。28日の取り引き終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高301億7200万円(前年同期比11.6%増)、営業利益10億3000万円(同15.7%減)、純利益7億200万円(同34.9%減)と2ケタ営業減益となったことが嫌気されている。
主力のIT関連事業で、テレワークや巣ごもり娯楽、遠隔学習需要などで、Wi-Fi関連商品やストレージ商品などの販売台数は伸長したものの、新型コロナウイルス感染症の影響により貨物運賃が高騰したほか、顧客の需要に応えるべく部材調達を積極的に実施したことで売上原価が上昇し利益を圧迫した。なお、21年3月期通期業績予想は引き続き未定としている。
株探ニュース