ワコムが急伸、為替差益計上などで22年3月期業績予想を上方修正
ワコム<6727>は急伸している。1月31日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1020億円から1030億円(前期比5.1%減)へ、営業利益を120億円から125億円(同6.8%減)へ、純利益を88億円から97億円(同5.1%減)へ上方修正したことが好感されている。
下期の売上高が想定を上回る見通しとなったことに加えて、想定為替レートを1ドル=111円(前回108円)に見直したことに伴い為替差益を計上することが要因。なお、同時に発表した第3四半期累計(21年4~12月)決算は、売上高811億7900万円(前年同期比4.7%減)、営業利益123億4000万円(同3.4%減)、純利益96億3300万円(同2.4%増)だった。
株探ニュース