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ワコム---1Qは2ケタ増収、テクノロジーソリューション事業の伸長がブランド製品事業の業績悪化をカバー

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2022年8月1日 15時36分

ワコム<6727>は7月29日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比17.8%増の284.73億円、営業利益が同39.0%減の18.46億円、営業外の為替差益計上を反映して経常利益が同1.5%増の31.36億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.2%増の24.32億円となった。

ブランド製品事業の売上高は前年同期比21.6%減の101.64億円、セグメント損失は7.00億円(前年同期は24.84億円の利益)となった。クリエイティブソリューションは、プロ向けディスプレイ製品の販売を伸ばしたが、消費者センチメントの悪化、コロナ禍で見られた需要の落ち着きと中国の一部地域でのロックダウンの影響によりディスプレイ製品、ペンタブレット製品ともに中低価格帯モデルの販売が減少した。それらの結果、クリエイティブソリューション全体の売上高は、前年同期の売上高を下回った。ビジネスソリューションは流動的な市況や案件進捗の動向の影響により、全体の売上高は、前年同期を小幅に下回った。

テクノロジーソリューション事業の売上高は前年同期比63.2%増の183.08億円、セグメント利益は同135.7%増の38.04億円となった。OEM提供先のメーカー各社から引き続き高い評価を得たことから、AESテクノロジーソリューション全体の売上高が前年同期を大幅に上回った。また、OEM提供先の製品ポートフォリオの変化が奏功し、EMRテクノロジーソリューション他全体の売上高も前年同期を大幅に上回った。

2023年3月期通期の業績予想については、同日、第1四半期業績及び改定後の想定為替レート(2022年7月以降 1米ドル= 130.0円 改訂前120.0円、1 ユーロ= 138.0円 改訂前132.0円)を反映して上方修正を発表した。売上高が前期比22.3%増の1,330億円(前回予想比3.9%増)、営業利益が同5.2%増の137億円、経常利益が同4.5%増の150億円(前回予想比9.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.2%増の112億円(前回予想比9.8%増)としている。なお、会社側からは、経営環境の変化が同社の業績に与える影響に鑑み、期初に適用したベースライン・シナリオは、今回の業績予想では適用せずとのコメントが決算説明資料において付記されている。

《ST》

提供:フィスコ

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