スミダコーポが急反発、電気自動車関連が好調で21年12月期業績予想を上方修正
スミダコーポレーション<6817>は急反発し年初来高値を更新している。7月30日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を940億円から1020億円(前期比20.8%増)へ、営業利益を35億円から55億円(同93.8%増)へ、純利益を15億円から30億円(同3.6倍)へ上方修正したことが好感されている。
上期において中国で電気自動車(EV)や電動車(xEV)関連市場が拡大していることや、再生可能エネルギー関連の太陽光発電関連設備などが好調に推移していることが要因としている。また、欧米で各国の脱炭素政策の取り組みから電子部品需要を牽引する電気自動車などの新車販売台数が堅調に推移していることも寄与する。
なお、第2四半期累計(1~6月)決算が、売上高508億500万円(前年同期比33.1%増)、営業損益31億9000万円の黒字(前年同期12億1400万円の赤字)、最終損益17億7900万円(同13億8300万円の赤字)だった。
株探ニュース