アドバンテは急反落、テスタ市場減速響き20年3月期54%営業減益
アドバンテスト<6857>が急反落している。25日の取引終了後に発表した20年3月期連結業績予想で、売上高2300億円(前期比18.6%減)、営業利益300億円(同53.6%減)、最終利益260億円(同54.4%減)と大幅営業減益を見込むことが嫌気されている。
メモリ在庫調整が影響してメモリ・テスタ需要は足もとで低調に推移しており、同社ではテスタ市場の減速局面入りを予想。受注高は前期比16.4%減の2300億円となる見通し。ただ、「半導体試験装置市場は5G通信の商用サービス拡大を契機に、2020年から再び成長軌道入りする」と予想している。
なお、19年3月期決算は、売上高2824億5600万円(前の期比36.3%増)、営業利益646億6200万円(同2.6倍)、最終利益569億9300万円(同3.1倍)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース