ASTIはS高カイ気配、納入先企業の生産回復で21年3月期業績予想を上方修正
ASTI<6899>は朝方から買いを集め、ストップ高の2055円水準でカイ気配となっている。9日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を400億円から440億円(前期比3.3%減)へ、営業損益を収支均衡から7億円の黒字(同27.1%減)へ、最終損益を収支均衡から7億円(同28.8%増)へ上方修正したことが好感されている。
上期において、車載電装品及びワイヤーハーネスにおける販売の減少から減収減益を余儀なくされるが、自動車をはじめとする納入先企業の生産が下期に入り回復基調となったことから上方修正したという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高304億7500万円(前年同期比11.2%減)、営業利益2億1900万円(同75.0%減)、最終利益1億6900万円(同81.4%減)だった。
株探ニュース