レーザーテックはじめ半導体製造装置関連が軒並み安、SOX指数変調で利食い急ぎの動き
レーザーテック<6920>が1000円を超える大幅安。全上場企業を通じて売買代金トップながら大口の売り注文がかさみ、フシ目の2万円大台攻防の様相となっている。また、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連株が軒並み安となった。前日の米国株市場では景気敏感株を中心に買われNYダウが過去最高値を更新したが、一方で米長期金利が約1カ月ぶりの水準まで上昇したことを受けハイテク株には売り圧力が強まった。特にエヌビディア<NVDA>やアドバンストマイクロデバイシズ<AMD>、ザイリンクス<XLNX>、マイクロンテクノロジー<MU>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>など半導体主力株が全面安商状で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4日続落となり下げ足を速めている。東京市場でもこの地合いを引き継ぐ格好で半導体製造装置関連の利食いを誘発している。
株探ニュース