エノモト急騰、21年3月期業績及び配当予想を上方修正
エノモト<6928>が急騰し昨年来高値を更新している。前週末5日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を205億円から227億円(前期比0.2%増)へ、営業利益を9億3000万円から15億円(同10.4%増)へ、純利益を6億6000万円から12億円(同31.5%増)へ上方修正し、あわせて従来30円を予定していた期末一括配当を40円に引き上げると発表したことが好感されている。
車載向け部品の需要が予測を上回る速度で回復していることに加えて、モバイル端末向け部品の需要がスマートフォン向け、ウェアラブル機器向けともに落ち込みがなく、年明け以降も高い水準を維持していることが要因としている。
なお、第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高167億6100万円(前年同期比0.4%減)、営業利益11億800万円(同11.5%増)、純利益9億3200万円(同27.0%増)だった。
株探ニュース