日本アンテナがS高カイ気配、4K8K放送向け寄与し19年3月期業績予想を上方修正
日本アンテナ<6930>がストップ高の907円水準でカイ気配となっている。前週末1日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を149億円から164億円(前期比14.2%増)へ、営業利益を3億1000万円から7億5000万円(同5.2倍)へ、最終利益を1億6000万円から5億5000万円(同2.9倍)へ上方修正したことを好感した買いが入っている。
「新4K8K衛星放送」の開始に際して放送関連機器の一層の拡販を推進し、需要の掘り起こしに注力したことが奏功したほか、通信事業者向け基地局アンテナや通信モジュール用アンテナが好調に推移していることが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高121億800万円(前年同期比22.7%増)、営業利益6億1400万円(前年同期1億3300万円の赤字)、最終利益4億5800万円(同1億5300万円の赤字)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース