三井ハイテクは異彩放つ最高値街道、1万円大台乗せ後も利食いこなし上昇加速
三井ハイテック<6966>が大幅高で3連騰、連日の上場来高値更新と気を吐いている。今週明け13日に初の1万円大台乗せを達成したが、その後も目先筋の利益確定売りを吸収し上値指向を継続、1万円台乗せからわずか2日で1万1000円台に水準を切り上げる異彩の上昇トレンドを形成している。半導体リードフレームを手掛け、世界的に需給が逼迫する半導体関連の一角として好調な収益環境を享受しているほか、車載用モーターコアが高水準の伸びを示しており、業績を押し上げている。前週末に、期中3度目となる22年1月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は前期比3.4倍の130億円と大幅な伸びを見込む。株価は連日の大陽線で機関投資家とみられる実需買いの流入を示唆している。
株探ニュース