日ケミコン急反落、事業環境悪化受け19年3月期業績予想を下方修正
日本ケミコン<6997>が急反落している。4日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を1440億円から1420億円(前期比6.5%増)へ、営業利益を75億円から60億円(同3.1%増)へ、最終利益を28億円から18億5000万円(前期160億5600万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
米中貿易摩擦の影響から中国経済は景気が減速し、同社を取り巻く市場でも産業機器市場で製造業の投資抑制及び生活家電市場の低迷など厳しい事業環境となったことが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高1073億円(前年同期比9.6%増)、営業利益42億1500万円(同4.3%増)、最終利益8億1600万円(同53.5%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース