識学が後場急落、第1四半期は戦略的投資継続で営業赤字
識学<7049>が後場急落している。この日正午ごろに発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高4億2600万円、営業損益3200万円の赤字、最終損益9800万円の赤字となり、営業損益段階から赤字に転落したことが嫌気されている。
20年2月期第2四半期から連結決算に移行したため、前年同期との比較はないものの、前年同期の単独との比較では、Web会議ツールを中心としたサービス提供により売上高は2ケタ増で着地した。ただ、講師の採用や広告宣伝費などの戦略的経費の投資を継続したことで、赤字を余儀なくされたという。
なお、21年2月期業績予想は、売上高25億円(前期比45.3%増)、営業利益1億1500万円(同59.4%増)、最終損益4700万円の赤字(前期1億7800万円の黒字)を見込んでいる。
株探ニュース