伯東は反落、23年3月期業績及び配当予想を上方修正も利益確定売り
伯東<7433>は反落。10月31日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1970億円から2270億円(前期比18.5%増)へ、営業利益を70億円から120億円(同64.3%増)へ、純利益を50億円から80億円(同61.0%増)へ上方修正し、160円としていた年間配当予想を250円(前期160円)に増額修正すると発表したが、株価は前日に年初来高値を更新しただけに利益確定売りに押されている。
電子部品事業において自動車、産業機器を中心に半導体需要が堅調に推移し、電子・機器事業においても半導体製造関連の活発な設備投資により売り上げが伸長したほか、円安の影響で採算が改善したことも寄与する。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1147億8000万円(前年同期比25.5%増)、営業利益72億円(同72.6%増)、純利益51億4100万円(同80.4%増)だった。
同時に上限を50万株(発行済み株数の2.62%)、または15億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は22年11月1日から23年4月30日まで。株主還元方針に基づき、株主還元の強化と資本効率の改善を図ることが目的という。
株探ニュース