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ナガイレーベ Research Memo(1):2018年8月期第3四半期は増収ながら営業利益は微減益

特集
2018年7月20日 16時21分

■要約

ナガイレーベン<7447>は国内シェア60%超を持つ医療白衣のトップメーカーであり、高い利益率と堅固な財務内容を誇っている。

1. 2018年8月期第3四半期は営業利益が前年同期比2.0%減だが特に懸念はない

発表された2018年8月期第3四半期の連結業績は、売上高が前年同期比0.2%増の13,477百万円、営業利益が同2.0%減の4,215百万円、経常利益が同2.5%減の4,272百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.2%減の2,947百万円となった。売上総利益率は前年同期比では若干低下したが想定の範囲内であり、第2四半期比では改善傾向にある。特別な要因があったわけではないが、売上高が伸び悩んだことから営業利益以下は微減益となった。ただし、特に懸念されるような結果ではない。

2. 2018年8月期の通期予想は変えず引き続き増益予想

2018年8月期の通期連結業績は、売上高が前期比2.8%増の17,500百万円、営業利益が同2.5%増の5,373百万円、経常利益が同2.0%増の5,448百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8%増の3,739百万円と見込まれており、期初予想と変わっていない。主力製品であるヘルスケアウェアを中心に拡販を図り、経費面では引き続き海外生産比率のアップ等によりコスト上昇を吸収して営業増益を維持する計画だ。

3. 株主還元には前向き

同社は2017年8月期の実績を踏まえて、それまでの計画をロールオーバーして2020年8月期に売上高18,500百万円、営業利益5,600百万円とする新しい中期経営目標を発表している。海外生産の拡大や利幅の大きい高付加価値の強化を通じ、この目標達成を図る考えだ。また同社は株主還元にも前向きである。配当性向50%以上(単体ベース)を公約しており、2018年8月期も年間配当は60円を予定している。自己株式の取得も機動的に行うと宣言しており、株主還元に対する同社の姿勢は評価に値するだろう。

■Key Points

・2018年8月期第3四半期は売上高伸び悩みで、営業利益は前期同期比2.0%減だが特に問題はない

・中期経営計画の目標は2020年8月期に営業利益56億円

・2018年8月期も年間配当は60円を予定、自己株式の取得も含めて株主還元には積極的

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《NB》

提供:フィスコ

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