キヤノン電子が続伸、前12月期営業利益増額修正受け戻り足強める
キヤノン電子<7739>は全般軟調相場に抗してカイ気配スタートで続伸、5日移動平均線を上抜き戻り足を強めている。親会社のキヤノン<7751>向けを中心にプリンターの受託生産を手掛ける。25日取引終了後に20年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の43億円から56億円(前期比31%減)に上方修正しており、これが株価を強く刺激する形となった。フルサイズミラーレスの新製品が牽引するカメラ関連ユニットの販売が好調だったほか、ドキュメントスキャナーにおける米国市場でのECチャネルによる拡販などが寄与、コスト削減努力など合理化効果も想定を上回って推移していることが利益増額の背景となった。
最終更新日:2021年01月28日 11時28分
株探ニュース