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萩原工業 Research Memo(6):ROE、ROA、売上高営業利益率のいずれも10%超

特集
2018年1月19日 18時10分

■業績動向

2. 財務状況と経営指標

(1) 財務状況

萩原工業<7856>の2017年10月期の総資産は27,114百万円と前期比2,239百万円増加した。流動資産の増加(1,975百万円)の増加項目は、現金及び預金(1,412百万円)、受取手形及び売掛金(177百万円)、たな卸資産(309百万円)などである。棚卸資産は、販売先が決まっており意図せざる在庫増ではない。貸方では、純資産が前期比1,895百万円増加し、有利子負債が同85百万円減少した。

(2) 安全性の指標

短期的な財務の安全性を示す流動比率は294.8%、長期的な指標の自己資本比率は73.2%と、いずれも安全性が極めて高い。

(3) 収益性の指標

収益性の3つの指標は、いずれも10%を超えており、同社の収益性重視の経営を反映している。自己資本当期純利益率(ROE)が10.4%、総資産経常利益率(ROA)は10.6%、売上高営業利益率が11.7%であった。収益性が改善したものの、売上高の伸びが大きくないため総資産回転率は前期比0.04回減の0.86回にとどまった。同社では、回転率1回を望ましい水準としており、資産運用効率の改善を図る。

(4) キャッシュ・フロー計算書

2017年10月期末の現金及び現金同等物の残高は6,317百万円と前期末比1,393百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローは2,535百万円のプラスであり、投資活動によるキャッシュ・フロー(-848百万円)と財務活動によるキャッシュ・フロー(-326百万円)のマイナスを上回った。営業活動によるキャッシュ・フローのプラス額が前期比で減少したのは、売上債権の増加、棚卸資産の増加、仕入債務の減少などによる。売上債権の回転日数は86.2日と前期比横ばいであった。棚卸資産回転日数は、前期比2.9日延び62.1日となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

提供:フィスコ

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