凸版が3日ぶり反発、半導体製造で使うガラス板の生産設備を増強と報じられる
凸版印刷<7911>が3日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「子会社を通じて2023年度までに約200億円を投じ、半導体製造で使うガラス板の生産設備を増強する」と報じられており、これが好材料視されている。
記事によると、子会社トッパンフォトマスクが埼玉県新座市や台湾などの工場で生産設備を増強・更新するとしており、ロジック半導体で回路線幅5~10ナノメートル(ナノは10億分の1)、DRAMでは同10ナノメートル台の先端品向け部材の生産ラインを増やすという。同40ナノメートルより細かい半導体に対応するフォトマスクの生産能力を20年度比で約2割高めるとしており、業績への貢献が期待されている。
株探ニュース