東エレクは急反発、半導体製造装置需要増続き19年3月期は30%営業増益へ
東京エレクトロン<8035>は急反発している。25日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想が、売上高1兆4000億円(前期比23.8%増)、営業利益3660億円(同30.2%増)、純利益2700億円(同32.1%増)と3割強の営業増益を見込むほか、年間配当は前期比199円増の823円を予定していることが好感されている。
データセンター向けサーバの好調なメモリ需要に伴いDRAM需要がひっ迫していることを背景に、半導体製造装置の大幅な伸長を見込む。また、大型パネルの投資拡大でFPD製造装置の拡大基調も続く見通し。
なお、18年3月期連結決算は売上高1兆1307億2800万円(前の期比41.4%増)、営業利益2811億7200万円(同80.6%増)、純利益2043億7100万円(同77.4%増)だった。
同時に、半導体製造装置の生産能力拡大を目的とし、製造子会社である東京エレクトロン テクノロジーソリューションズの山梨(藤井)および東北事業所内に新棟(生産棟)を建設すると発表した。建設費用はそれぞれ約130億円を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース