東エレクがマドを開けて大幅高に買われる、今期業績および配当計画の増額と株式分割を材料視
東京エレクトロン<8035>がマドを開けて大幅高、5%を超える上昇で4万8000円台後半まで株価を上昇させている。9日取引終了後に23年3月期第3四半期(22年4~12月)の決算発表と併せて通期業績予想の修正を発表した。営業利益は従来予想の5460億円から5800億円(前期比3%減)に大幅増額したことは、ポジティブサプライズとなった。好業績を背景に今期の年間配当も従来計画の1482円から1588円(前期実績は1403円)に増額し、配当利回りも3.3%前後まで水準が切り上がった。更に、3月末の株主を対象に1株を3株にする株式分割を発表しており、これによる株式流動性の高まりに期待した買いを引き寄せている。
株探ニュース