飯野海の人気再燃、含み資産の大きさと低PER見直しで戻り高値目前
飯野海運<9119>が続伸、前日は商い急増のなか一時8%を超える急伸をみせたが、きょうもその余勢を駆って上値追い態勢にあり、11月9日ザラ場に形成した戻り高値890円奪回を視野に入れる動き。原油タンカーやケミカル船、ばら積み船、ガス船などを展開するが、不動産事業への展開力と土地含み資産の大きさで海運業界でも異色の存在。23年3月期業績は既に期中2度にわたる増額修正を経て、営業利益段階で前期比95%増の147億円予想と倍増する見通しにある。PERは依然として5倍前後に過ぎない。
株探ニュース