三井倉HDが急伸、国内外フォワーディング業務など好調で19年3月期業績予想を上方修正
三井倉庫ホールディングス<9302>が急伸し昨年来高値を更新。午後1時30分ごろ、19年3月期の連結業績予想について、売上高を2350億円から2400億円(前期比2.9%増)へ、営業利益を100億円から120億円(同71.5%増)へ上方修正したことが好感されている。
中期経営計画におけるコスト削減や粗利益改善施策など、抜本的事業収益力の強化に関連する各種施策が順調に進捗していることが要因という。また、国内外のフォワーディング業務の好調な推移や、自動車関連部品にかかる航空貨物のプロジェクト輸送の発生、家電量販店向け輸配送業務の取扱増加などで、物流事業の業績が予想を上回り推移していることも寄与するとしている。なお、デンマーク子会社にかかるのれんの減損損失を計上したことで、純利益は従来予想の49億円(同11.2%増)を据え置いている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高1842億6100万円(前年同期比4.8%増)、営業利益102億7300万円(同79.8%増)、純利益42億7100万円(同25.9%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース