TBSHDが急反発、昨年末にかけ広告出稿活況で21年3月期業績予想を上方修正
TBSホールディングス<9401>が急反発している。4日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を3173億円から3214億円(前期比9.9%減)へ、営業利益を41億円から85億円(同35.1%減)へ、純利益を261億円から285億円(同5.6%減)へ上方修正したことが好感されている。
企業の広告出稿が前年末に向け活況となったことや、通販・動画配信などの巣ごもり需要増加が維持されたことなどで、第3四半期累計(20年4~12月)決算が売上高・利益ともに想定を上回ったことが要因としている。
なお、第3四半期累計決算は、売上高2382億2300万円(前年同期比11.6%減)、営業利益121億7000万円(同5.3%増)、純利益324億7200万円(同2.6倍)だった。
株探ニュース