KADOKAWAカイ気配、業績予想増額とソニー・サイバーへの第三者割当発表で人気化
KADOKAWA<9468>がカイ気配スタートとなり、気配値のまま水準を切り上げている。同社は4日取引終了後、サイバーエージェント<4751>とソニー<6758>を引受先とする第三者割当増資を実施することを発表、1株3515円で284万4950株の新株を発行、サイバーとソニーにそれぞれ半分ずつ(142万2475株)割り当てる。約100億円の資金を調達しIPビジネスなどの業容拡大に充てるほか、サイバーやソニーの有するプラットフォーム活用など協業に向けた動きも期待される。これがサプライズとなり物色人気が集中する格好となった。また、同日に21年3月期業績の上方修正を発表、営業利益は従来予想の105億円から140億円(前期比73%増)に大幅増額し、年間配当も従来計画の30円から20円上乗せし50円(前期実績30円)に引き上げた。これも株価上昇を後押ししている。
株探ニュース