HISは大幅反落し年初来安値更新、26年10月期は一転最終赤字の見通しに
エイチ・アイ・エス<9603>は大幅反落し、年初来安値を更新した。前週末12日の取引終了後、26年10月期第2四半期累計(25年11月~26年4月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想は前回予想の4200億円から3950億円(前期比5.9%増)、営業利益予想は140億円から120億円(同3.2%増)、最終損益予想は90億円の黒字から10億円の赤字(前期は47億1900万円の黒字)に引き下げた。最終利益は増益予想から一転して赤字転落を見込んでおり、嫌気した売りが出ている。
4月中間期は売上高が前回予想の1950億円から1931億3200万円(前年同期比6.5%増)、営業利益が69億円から64億4800万円(同4.1%減)、最終利益が45億円から30億円(同21.0%減)に下振れして着地。中東情勢の緊迫化により中東乗り継ぎ便利用の主催旅行の中止や新規予約の鈍化などが発生。また、第3四半期(5~7月)には特別損失として既存の不動産賃貸借契約のリース解約に伴う損失約60億円を計上する。
なお、同時に30年10月期を最終年度とする中期経営計画(27年10月期~)を開示した。30年10月期に売上高5000億円、営業利益250億円の達成を目指す。ハイパーパーソナライズによるLTV(顧客生涯価値)最大化やグローバルネットワークを活用した事業拡大などに取り組む。そのほか、27年10月期の上期から株主優待を拡充する予定とした。
株探ニュース