アイ・エス・ビー<9702>が大幅高で４連騰、株価を１８００円台に乗せてきた。同社は通信制御ソフトを主力に携帯電話基地局向けで強い競争力を持つ。９２０ＭＨｚ帯の通信規格「Ｗｉ-ＳＵＮ」を用いたＭ２Ｍ（人間が介在せず、デバイス同士が通信技術を使いコミュニケーションを取りながら動作するシステム）向け情報収集システム「ｄａｔａＳａｍｐｌｒ」を開発・販売しており、その技術力に対する評価は高い。あらゆるモノをインターネットで接続するというＩｏＴ時代の到来は、そのインフラ整備として次世代高速通信規格である「５Ｇ」が必須となる。同社は５Ｇ基地局開発に絡む案件が今後増えることが予想され、株価に追い風となっている。業績も急成長期にあり、１７年１２月期は営業利益段階で前の期比約倍増の伸び、１８年１２月期も前期比２割増の７億２０００万円を見込む。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

株探ニュース