大阪
先物

日経225mini 先物関連ニュース

38,450
-390
-1.00%
9月限
(05:55)
先物価格は20分ディレイ

【↑】日経平均 大引け| 大幅反発、半導体関連株を中心に買い優勢 (5月23日)

市況
2024年5月23日 16時08分

日経平均株価

始値  38803.13

高値  39129.47(13:05)

安値  38617.43(09:14)

大引け 39103.22(前日比 +486.12 、 +1.26% )

売買高  15億6422万株 (東証プライム概算)

売買代金  4兆4084億円 (東証プライム概算)

-----------------------------------------------------------------

■本日のポイント

1.日経平均は486円高と大幅反発、3万9000円台を回復

2.エヌビディアが予想を上回る好決算を発表し時間外で急伸

3.レーザーテクやアドテストなど半導体関連株が軒並み高に

4.ソニーやニデック、村田製といったハイテク株も堅調推移

5.三菱商など商社株やENEOSなど石油株が売り先行に

■東京市場概況

前日の米国市場では、NYダウは前日比201ドル安と反落した。FOMC議事要旨で参加者からインフレに対する警戒感が示され、景気敏感株を中心に売りが優勢となった。

東京市場では、日経平均株価は大幅反発し3万9000円台を回復。エヌビディア<NVDA>の好決算を受け半導体関連株を中心に買いが流入した。

前日の米市場の取引終了後にエヌビディアが決算を発表。市場予想を上回る好内容が評価され、時間外取引で同社株は一時7%高と急伸した。このエヌビディア効果で、東京市場では半導体関連株が軒並み高となった。日経平均は朝高後には一時上昇幅を縮小する場面もあったが、売り一巡後は買い直された。米株価指数先物の上昇も好感され、後場に入り上昇幅は拡大し、日経平均は3営業日ぶりに3万9000円台に乗せた。半導体や電子部品株が値を上げたほか、機械や精密株が高い。商社や不動産、石油株などが軟調だった。

個別銘柄では、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が高く、アドバンテスト<6857>やTOWA<6315>、ソフトバンクグループ<9984>が値を上げた。ソニーグループ<6758>やニデック<6594>、村田製作所<6981>が堅調で、キーエンス<6861>やキヤノン<7751>もしっかり。日立製作所<6501>や三菱重工業<7011>も買われた。

半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>や東京電力ホールディングス<9501>が安く、三菱商事<8058>や三井物産<8031>が値を下げた。三菱地所<8802>が下落し、ENEOSホールディングス<5020>やINPEX<1605>が軟調だった。

日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約290円。

日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はネクソン <3659>、中外薬 <4519>、第一三共 <4568>、KDDI <9433>、大塚HD <4578>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約29円。

東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)電気機器、(2)機械、(3)繊維製品、(4)保険業、(5)精密機器。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)鉱業、(3)非鉄金属、(4)不動産業、(5)その他製品。

■個別材料株

△オカムラ食品 <2938> [東証S]

株主優待制度の導入を発表。

△帝人 <3401> [東証P]

オアシス系ファンドの大株主浮上で思惑視。

△アイズ <5242> [東証G]

「メディアレーダー」マッチング提供リード数が1500件突破。

△岡本工 <6125> [東証S]

三井物産 <8031> と資本・業務提携。

△ディスコ <6146> [東証P]

米エヌビディア<NVDA>が想定以上の好決算を発表。

△キャリア <6198> [東証G]

関連会社が新たな人材プラットフォームサービスを開始へ。

△前沢工業 <6489> [東証S]

今期最終利益は一転最高益更新で着地へ。

△バードマン <7063> [東証G]

物販システム事業会社の持ち分用適用関連会社化。

△アニコムHD <8715> [東証P]

4月正味収入保険料は前年比7.5%増。

△ソフトバンクG <9984> [東証P]

米半導体株の先高期待とS&Pの格上げが追い風。

▼住石HD <1514> [東証S]

麻生が50%超取得で需給思惑後退につながる。

▼ブシロード <7803> [東証G]

「レックが新日本プロレスのスポンサード終了方針」との報道。

東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)帝人 <3401>、(2)マクロミル <3978>、(3)MARUWA <5344>、(4)ディスコ <6146>、(5)ダイヘン <6622>、(6)イビデン <4062>、(7)メイコー <6787>、(8)東京精 <7729>、(9)ミマキエンジ <6638>、(10)レーザーテク <6920>

値下がり率上位10傑は(1)極東証券 <8706>、(2)Ubicom <3937>、(3)オーケストラ <6533>、(4)ネクソン <3659>、(5)ロードスター <3482>、(6)GMO <9449>、(7)日鉄鉱 <1515>、(8)タカラバイオ <4974>、(9)PAコンサル <4071>、(10)三井E&S <7003>

【大引け】

日経平均は前日比486.12円(1.26%)高の3万9103.22円。TOPIXは前日比17.39(0.64%)高の2754.75。出来高は概算で15億6422万株。東証プライムの値上がり銘柄数は865、値下がり銘柄数は723となった。東証グロース250指数は615.48ポイント(9.18ポイント安)。

[2024年5月23日]

株探ニュース

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.