7日の株式相場見通し=続落、下値試す展開も深押しは回避か
7日の東京株式市場は、前週末に続き下値を試す展開か。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が下げ止まらなかったことを受け、東京市場でもリスク回避の売りが先行しそうだ。米国株市場ではこれまでマーケットを牽引してきた主力IT株に大きく下げるものが目立ち、NYダウが一時600ドル以上の下げとなったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も一時580ポイントあまりの急落となった。ただ、いずれも後半は押し目買いや買い戻しが入り大きく下げ渋る展開となった。今晩の米国株市場はレーバーデーで休場ということもあり、明日以降の米国株の動向を見極めたいとの思惑も働くところ。外国株市場では1ドル=106円台前半でのもみ合いでリスクオフのドル安・円高には振れていないこともあり、東京市場では売りも仕掛けにくく、下げ幅はそれほど深くならない可能性もある。
4日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比159ドル42セント安の2万8133ドル31セントと続落。ナスダック総合株価指数は、同144.966ポイント安の1万1313.135だった。
日程面では、きょうは7月の景気動向指数など。海外では、中国貿易統計に注目が集まる。米国はレーバーデーで休場となる。