「資源関連」がベスト10入り間近、大手商社の決算発表接近で注目度上昇<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「資源関連」が12位とベスト10入り間近となっている。
直近でアルミや銅の国際価格が昨年来高値圏にあるなど商品市況が上昇していることで注目度が高まっているが、きょう付の日本経済新聞で「好調な世界経済を背景に総合商社の業績が拡大している」と報じられており、なかで、鉄鉱石や銅などの金属資源価格の上昇を要因として挙げていることが、これに拍車をかけているようだ。
代表的なところでは、資源部門への依存度が高いといわれる三井物産<8031>が純利益に占める資源関連の割合が6割超となっているほか、伊藤忠商事<8001>や住友商事<8053>も資源関連の利益が全体の約2割を占めている。非資源部門が収益を支え、資源価格の上昇がさらに業績を押し上げることから、大手商社の決算に対する期待も高まりそうだ。
ただ、この日は全般相場が冴えないことや、双日<2768>や丸紅<8002>、三菱商事<8058>などを含めた大手商社はいずれも小動き。JXTGホールディングス<5020>、国際石油開発帝石<1605>なども前日のWTI価格の軟化を受けて冴えない展開となっている。また、住友金属鉱山<5713>やDOWAホールディングス<5714>なども小動き。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)