「eスポーツ」が18位にランクアップ、知名度アップでテーマに対する関心も上昇<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 パワー半導体
2 電線地中化
3 円高メリット
4 人工知能
5 5G
6 仮想通貨
7 全固体電池
8 半導体製造装置
9 電気自動車関連
10 量子コンピューター
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「eスポーツ」が18位に上昇しており、株式市場でも徐々に関心が高まっているようだ。
eスポーツとは、格闘ゲームやシューティングゲームで対戦するイベントのこと。2月1日には、これまで日本に3つあったeスポーツを進行する団体を統一して「日本eスポーツ連合」(JeSU)が設立されており、日本でもeスポーツの普及が加速するとの期待が高まっている。
日本ではまだ認知度の低いeスポーツだが、既に欧米や韓国、中国では定着している。OCA(アジアオリンピック評議会)が主催する「アジアインドアゲームズ」では、2007年からeスポーツを正式種目として採用。22年に中国の杭州で開催されるアジア競技大会からは正式種目に加わることも決定した。さらに、パリ五輪招致委員会は24年に開催予定のパリ・オリンピックで追加種目となる可能性についても言及している。高額賞金の大会も定期的に開かれ、賞金総額が日本円で20億円を超えるものもあり、年収が数億円のプロゲーマーも多く存在する。JeSUがプロのゲーマーとしてのライセンスを発行を始めたことで、高額賞金の大会が開催しやすくなり、日本でも普及が加速するとの期待が高まっている。
関連銘柄はソニー<6758>、セガサミーホールディングス<6460>、コナミホールディングス<9766>、カプコン<9697>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、ネクソン<3659>、MCJ<6670>などだが、この日はコナミHDやカプコンが堅調な動きとなっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)