アイル---2Qは営業利益が29.7%増、「リアル」と「Web」の両面で順調に推移

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2018年3月8日 15時56分

アイル<3854>は6日、2018年7月期第2四半期(17年8月-18年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.0%増の43.38億円、営業利益が同29.7%増の2.18億円、経常利益が同23.8%増の2.28億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.3%増の1.41億円となった。

ITの有効活用が必要な中堅・中小企業顧客の経営課題を解決するための商材を「リアル」と「Web」の両面から開発・提案し、顧客の企業力強化を図ることを「CROSS-OVER シナジー」戦略として取り組み、ストック型ビジネス商材の販売実績が大きく伸長し、利益体質の強化が図られている。

販売実績は、「リアル」面では、主力のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の商品力の強化を、業種別に継続して進め、販売面でもパートナー企業との連携に加え、東京、大阪、名古屋において「アラジンオフィス」の業種別セミナーを開催し、受注実績も順調に推移した。案件規模の大型化に伴い、売上高は順調に増加した。

「Web」面では、複数ネットショップ一元管理ソフトである「CROSS MALL」について、三井不動産<8801>が運営するファッションECモール「Mitsui Shopping Park & mall」に、一元管理サービスでは初めてとなる対応を行った。また、既存の顧客から機能面における要望を収集し、迅速に新機能として反映させることで、商品力を向上させ販売実績を伸ばした。なお、ネットショップと実店舗のポイント・顧客一元管理ソフトである「CROSS POINT」も、販売実績を伸ばしている。

2018年7月期通期の連結業績については、売上高が前期比6.7%増の92.00億円、営業利益が同20.3%増の5.20億円、経常利益が同18.5%増の5.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が20.7%増の3.62億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

提供:フィスコ

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