「原油高メリット」のランキング上昇、1バレル70ドル台乗せで関心高まる<注目テーマ>

特集
2018年5月10日 12時23分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「原油高メリット」が12位となっている。

トランプ米大統領は米国時間8日、2015年に欧米など6カ国とイランが結んだ核合意から離脱すると表明。核合意に基づく対イラン経済制裁を再開する大統領令にも署名した。

イラン再制裁を見越し、すでにニューヨーク市場の原油先物相場は7日に約3年5カ月ぶりとなる1バレル=70ドル台に上昇。翌8日は前日比で下げたものの、9日には71ドル台前半に上昇している。イラン産原油の輸出が滞れば、さらなる原油価格の上昇につながる可能性があり、株式市場では「原油高メリット」関連株への関心が高まっている。

原油高が業績押し上げ効果をもたらすのは、石油開発企業や石油元売り、エンジニアリング会社、商社など。関連銘柄としては、国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>、日揮<1963>、昭和シェル石油<5002>、出光興産<5019>、JXTGホールディングス<5020>、東洋エンジニアリング<6330>、千代田化工建設<6366>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などが挙げられる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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