「ドライブレコーダー」が3位に再浮上、相次ぐあおり運転事故で関心続く<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドライブレコーダー」が3位に再浮上している。
ドライブレコーダーの売れ行きは依然好調なようだ。カー用品大手のオートバックスセブン<9832>が6日に発表した6月度の月次売上概況(速報)によると、カーエレクトロニクス部門は前年同月比2.7%増加。ナビゲーションが低調だった半面、ドライブレコーダーの販売増が同部門を押し上げたとしている。
ドライブレコーダー販売に陰りがみられないのは、あおり運転事故が後を絶たないことが挙げられる。今月2日に大阪府堺市内で起きたバイクへの追突事故で、警察は後続車を運転していたドライバーを殺人容疑で逮捕。容疑者の車についているドライブレコーダーを調べたところ、バイクをあおる行為が記録されていたという。
消費者の関心が続くなか、パイオニア<6773>は11~13日にかけて東京ビッグサイトで開催されている「第8回 オフィスサービスEXPO」に出展。通信ドライブレコーダー「TMX-DM02-VA」などを展示し、事故削減や業務の効率化といった課題へのソリューションを紹介している。
また、JVCケンウッド<6632>が5月に、トラック運送業界を対象とした商用テレマティクス分野への参入に向けて、通信型ドライブレコーダーを新たに開発したと発表。
これ以外にも、360度ドライブカメラ「ダクション360」を販売するカーメイト<7297>や、子会社が製造・販売しているテクノホライゾン・ホールディングス<6629>、グループ会社が販売を手掛けているAKIBAホールディングス<6840>などにも注目したい。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)