【今週読まれた記事】底値探る相場も“押し目買いのチャンス”到来?!
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は10月13日から19日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
先週の株価急落から落ち着きを取り戻し始めているものの、依然として底値を探る相場が続く日本市場。急落の翌日、10月12日に緊急配信した「米中“新冷戦時代”の株価の行方――NYダウ連夜急落の意味するもの <株探トップ特集>」でも伝えた“米中新冷戦時代の幕開け”について、その影響がどこまで及ぶのか、織り込みはどこまで進んでいるのか、市場では盛んに分析が行われています。
株価急落の“主犯”は中国の外貨準備率の引き下げである、と指摘するのは人気コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ “突風的”急落の後に来るもの」の北浜氏。「米中関係はさらに悪化しかねないものの、それによって米国経済が急失速してしまうことはまず考えられない」「目先市場はなお不安定と見ざるを得ないものの、市場を全崩壊させてしまうようなものではなく、基本的には突風のような一時的現象と見てよい」と分析しています。この記事は多くのアクセスを集め、ランキングの上位に入る結果となりました。
米中新冷戦の幕開けについて、「貿易や経済の問題ではなく安全保障が関わってくるので、下手をすると目先の経済にマイナスの影響を及ぼすというところが起こり得る。これがマーケットの不安心理を高めている」と指摘するのは「武者陵司 『もっぱらテクニカル暴落、上昇波の跳躍台に』(前編)・(後編)」の武者氏。ただし、続けて「この問題に関しては、恐らく数週間から数カ月の内に霧が晴れると思う」と、安全保障面の問題に発展することはないと結論付けています。また、同記事は米金利上昇の影響や、外国人の日本株に対する認識にも言及しており、現在の日本市場を知る上で必読の内容となっています。
一方、「“金”上昇の意外、市場が直視し始めたリスク要因 <東条麻衣子の株式注意情報>」の東条氏は、株式市場と逆相関の関係にある“金価格”に注目し、「来年の第2四半期以降の米国経済の減速を株式市場は織り込み始めたのではないか」と、新たな観点を提言しています。また、米国の抱える問題が対中国だけでなく「貿易・外交政策は中国との軋轢にとどまらずシリア、イラン、ロシアなどを含めたより複雑な構図の摩擦に発展する可能性」を指摘し、「今回の世界株安は簡単には終わらない可能性も考えておくべきではないか」と注意を促しています。
そのほか、以下のコラムも人気となっています。今週の<相場観特集>では第一線で活躍する市場関係者3氏に今後の市場の行方を聞きました。また、世界の市場に大きな影響を与える米国企業の決算発表を特集した「発表本番『米7-9月期決算』、好調確認なら“最高値路線”復帰の見方 <株探トップ特集>」も多くのアクセスを集めました。
【杉村富生の短期相場観測】 ─ 先人は「嵐のときは動くな!」と教えているが…
伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月16日記)
桂畑誠治氏【“一蓮托生”日米株式市場、次の展開はこうなる】(1) <相場観特集>
倉持宏朗氏【“一蓮托生”日米株式市場、次の展開はこうなる】(2) <相場観特集>
大谷正之氏【“一蓮托生”日米株式市場、次の展開はこうなる】(3) <相場観特集>
来週から3月期決算企業の上期(4-9月)業績発表が本格化します。全体株価が急落するなか、ファンダメンタルズの良好な銘柄は“押し目買いチャンス”となります。今週のランキングトップとなったのは「“急落の2週間”終了で狙いたい『見逃された上方修正』銘柄リスト <株探トップ特集>」となりました。「全体相場の急落局面に前後して通期業績の上方修正を発表したことから、株価面で評価不足となっている可能性の高い銘柄に注目」し、多くのアクセスを集めました。また、先週配信した「急落後の“押し目買い”候補、『好業績&高進捗』リスト <成長株特集>」も大人気となり2週連続で上位にランクイン。さらに、10月8日に配信した「上方修正“先回り”、18年12月期【業績上振れ】候補 35社選出 <成長株特集>」がランキングされており、好業績銘柄に対する関心が高まっていることを示す結果となりました。
そのほか、定番の「10万円以下で買える『お宝候補』」や「高配当利回り株ランキング」などもすべて上位にランキングされています。銘柄選択の参考にご活用ください。
急落後の“押し目買い”候補、「好業績&高進捗」リスト 〔第1弾〕 <成長株特集>
急落後の“押し目買い”候補、「好業績&高進捗」リスト 〔第2弾〕 <成長株特集>
利益成長【青天井】銘柄リスト〔6-8月期〕 19社選出 <成長株特集>
10万円以下で買える、2ケタ増益&低PER「お宝候補」29社 【東証1部】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、2ケタ増益&低PER「お宝候補」25社【2部・新興】編 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 10月17日版
「株探プレミアム」では“株探プレミアム専用コラム”を配信しております。投資運用益が1億円を超える“すご腕投資家”を直撃し、投資手法を具体的に紹介する「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技 いってんがいさんの場合-2」が、見事ランキングに入りました。今回は“一点買い”で500万円を7年間で30倍にした「いってんがい」さんの第2弾。また、同じく株探プレミアム専用コラムである「大川智宏の『日本株・数字で徹底診断!』」 の第2回目も多くの会員の方にご覧いただきました。どちらも非会員の方でも1ページ目が読めるようになっていますので、投資の参考にぜひご覧ください。
また、株探プレミアムは30日間の無料体験ができます。お気に入り銘柄機能や業績予想の修正履歴など、投資に役立つ機能が満載となっていますので、この機会にお申し込みを検討されてはいかがでしょうか。
投資テーマを特集した記事も人気となっています。今週も様々なテーマの関連株を追いました。今までマークしてこなかった銘柄が見つかるかもしれません。どの記事もお見逃しなく。
レクサスESが「ミラーレス時代」の幕を開ける――消える死角・関連株の行方 <株探トップ特集>
ポケモン・モンハン・DDR…“ハリウッド実写化”続々ゲーム株はどう化ける? <株探トップ特集>
世紀の「大警備時代」がやってくる、ビッグイベント続き市場成長後押し <株探トップ特集>
「人工知能」関連がランキングトップ、AI投資に安倍政権も本腰<注目テーマ>
「QRコード」が5位にランクアップ、消費税増税でキャッシュレス決済への注目高まる<注目テーマ>
「消費税増税メリット」に関心、政府の実施表明で駆け込み需要も<注目テーマ>
「5G」が5位にランキング、シーテック2018開幕が刺激<注目テーマ>
「明日の好悪材料」「本日の【サプライズ決算】速報」は今週も人気となっています。引け後の情報をまとめてチェックできるおすすめ記事です。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月12日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月15日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月16日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月17日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月18日発表分)
株探ニュース