【今週読まれた記事】長期上昇相場の行方は? ガイダンスリスクを意識

特集
2018年10月27日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は10月20日から26日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

今週の日経平均株価は前週末比1347円安の2万1184円に急落。今年3月以来の水準となりました。日経平均が600円安となった23日、緊急配信した「【速報】日経平均600円安、想定外の暴落その真相を探る」では、企業決算において「好調なはずの4~9月期決算発表が実は思いのほかガイダンスリスクに満ちていることに、マーケットは気づき始めた」と指摘しており、また、松井証券の窪田朋一郎氏も今週の<相場観特集>で、「マーケットが気にしているのは今期の着地点だけでない。来期の業績に対する不安感が漂い始めており、仮に今期見通しを上方修正しても、来期にその反動で収益伸び率の鈍化、もしくは減益になることへの恐怖感の方が先に立つケースも出てくる」と、ガイダンスリスクについて注意を促しています。

両記事の懸念が現実のものとなるか杞憂となるか、今週から本格化している3月期決算企業の上期決算発表を注視したいところです。株探では“上方修正予想”“利益青天井”“高配当”など様々な観点から企業を特集していますので、ぜひご活用ください。

今週のランキングトップとなったのは「爆上げ旋風IT投資関連! ここから狙う“本命&穴株”10連弾 <株探トップ特集>」となりました。「人工知能(AI)をはじめとするITの進化が企業のビジネス空間を大きく変えている」という現状のなか、テーマに乗った好実態企業を特集して多くのアクセスを集めました。全般相場は急落してしまいましたが、こうした実績をもって業績を伸ばしている企業のチェックは怠らず、攻勢の時機に備えるべきではないでしょうか。

今週の上方修正【大予想】 29社選出 <成長株特集>

高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 10月24日版

5万円以下で買える、低PBR&低PER「お宝候補」32社 【東証1部】編 <割安株特集>

5万円以下で買える、低PBR&低PER「お宝候補」20社 【2部・新興】編 <割安株特集>

利益成長【青天井】銘柄リスト〔6-8月期〕 19社選出 <成長株特集>

日に日に強まる反転色、“その日”に備える「三拍子銘柄」リスト <株探トップ特集>

日経平均が822円安を記録した25日に配信した「暴落の連鎖――止まらない世界株安は“終わりの始まり”なのか <株探トップ特集>」の中で、相場コラムで人気を博す株式評論家の植木靖男氏は「日本も米国も2009年3月を起点とした9年半にわたる長期上昇相場が終了した、ということははっきりしたと考えている」と、ショッキングな指摘をしています。一方、同記事で証券ジャパンの大谷正之氏は「日経平均は今年3月にPER12倍まで売り込まれたが、これを現状に当てはめると約2万800円という水準が弾き出され、ここが下値メドとなりそうだ」と、下げ止まりの水準を指摘しています。この記事では第一線で活躍する市場関係者5人に意見を伺っており、5氏それぞれの観点で今回の急落について分析をしています。この記事は週後半の配信にも関わらず多くのアクセスを集めました。

そのほか、相場コラムは以下の記事も人気となっています。

【植木靖男の相場展望】 ─ 二番天井に向けての上昇を探る

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ “チャイナショックの教訓”、調整からの回復シナリオ

伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月25日記)

富田隆弥の【CHART CLUB】 「同時株安リスク、米国株の半値戻しポイントに注目」

高橋春樹氏【不安定な地合い、ハイボラ相場の行く先を探る】(2) <相場観特集>

株探プレミアム」では“株探プレミアム専用コラム”を配信しております。投資運用益が1億円を超える“すご腕投資家”を直撃し、投資手法を具体的に紹介する「すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技 いってんがいさんの場合-3」が人気となっています。今回は2016年に“4000万円の損失を出して得た教訓”が語られています。非会員の方でも1ページ目が読めるようになっていますので、投資の参考にぜひご覧ください。

また、株探プレミアムは30日間の無料体験ができます。お気に入り銘柄機能や業績予想の修正履歴など、投資に役立つ機能が満載となっています。決算発表が本格化する今こそ無料体験を活用するチャンスです。お申し込みをお待ちしております。

そのほかの記事では、トルコ領事館内でサウジアラビア記者が殺害された事件から、原油市場や米国との関係に切り込んだ「サウジ記者殺害事件は何をもたらすのか? 暗雲の中東情勢・原油価格の行方 <株探トップ特集>」がランキング上位に入りました。そのほか、投資テーマに関する記事では以下の記事が注目されました。

“もったいない大国”汚名返上へ、深刻「食品ロス」削減関連株に脚光 <株探トップ特集>

「サイバーセキュリティ」が5位、国家安全保障の観点で世界的テーマに<注目テーマ>

「電子決済代行サービス」関連がランクイン、消費増税対策としてキャッシュレス決済に脚光<注目テーマ>

10月24日から11月14日までの決算発表集中期間は、通常配信している【サプライズ決算】を16時に<速報>、18時に<続報>の2本配信しています。引け後の材料をまとめてチェックできる【明日の好悪材料】と併せてチェックすることで、決算発表に関する注目情報を網羅することができます。ぜひご活用ください。

★本日の【サプライズ決算】速報 (10月19日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (10月22日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (10月23日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (10月24日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (10月25日)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月19日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月22日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月23日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月24日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月25日発表分)

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