東京株式(前引け)=大幅反発、米中貿易摩擦懸念の後退など背景に買い優勢

市況
2018年11月2日 11時51分

2日前引けの日経平均株価は前営業日比266円96銭高の2万1954円61銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は7億3969万株、売買代金概算は1兆3904億3000万円。値上がり銘柄数は1326、対して値下がり銘柄数は705、変わらずは78銘柄だった。

きょう前場の東京市場は朝方から買い優勢の展開となり、日経平均は寄り後も漸次水準を切り上げた。米中貿易摩擦への懸念後退から、前日の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が大きく買われ、この流れを引き継いで広範囲に投資資金が流入した。買い一巡後は目先筋の利食いで日経平均は伸び悩んだが、前引けにかけ締まった。売買代金は1兆4000億円近くと活況。前日に下げた通信株がリバウンドしたほか機械セクターなども買いを集めている。

個別ではキーエンス<6861>が商いを伴い大幅高となったほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>なども買い優勢。ファーストリテイリング<9983>も上昇した。ハウス食品グループ本社<2810>が急騰、大日本住友製薬<4506>も大幅高。半面、ソニー<6758>が軟調、村田製作所<6981>も利食い売りに押された。トヨタ自動車<7203>も軟調。千代田化工建設<6366>、日本車両製造<7102>がストップ安に売られ、東洋ゴム工業<5105>も大幅安に売られた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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