【今週読まれた記事】日本株“出遅れ解消”の条件は
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2月23日から3月1日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
トランプ米大統領が対中関税の引き上げ延期を決めたことなどを背景に、今週のNYダウは上昇を継続。昨年10月の高値を視野に入れる勢いです。中国上海株も、発表のあった2月25日には5%強の急騰を記録しました。26日に配信した「NYダウ最高値に接近! 株高誘導する投資ファンド戦略の実態とは <株探トップ特集>」では、米中貿易協議を中心に米国市場の展望を解説。更に、米国株に追随する日本株の“出遅れ”理由と解消の条件を分析し、多くのアクセスを獲得しました。週末3月1日の日経平均株価はNYダウの下落に逆行して前日比217円高。来週以降の出遅れ解消の端緒となるでしょうか。
米中協議の進展、パウエル氏議会証言の好感など、株式市場にポジティブな材料が相次ぐ一方、1月の国内鉱工業生産が市場予想を下回るなど、警戒を要する材料も表れています。12月の安値から2ヵ月が経過し過熱感も出ています。“彼岸底”の格言も意識されるなか、「注目すべきは、仮に下押した場合、どの辺りまで押すのか、である。それによって次の展開が大きく変わってくるはずだ」と指摘するのは、人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─ 日本株市場は天気晴朗なれど浪高し」の植木氏。ハイテク株に代わってディフェンシブ株が買われていることに対し「こうした出遅れ株が買われること自体、主力戦は終わったというべきだろう」と注意を促しています。
調整した場合の警戒ラインを「日経平均なら節目の2万1000円を、NYダウなら25日移動平均線(2万5012ドル)を下値ポイントにしておく」と設定するのは「富田隆弥の【CHART CLUB】 『2月末、変化日高値の形成に注意』」の富田氏。「それを維持しているなら上昇基調継続」と分析しています。
そのほか、株価が上昇している局面でも「上昇ピッチが鈍いとか、先物主導による一過性の上げに過ぎない、などと不満の声が多くなる」という現象を取り上げ、「実はそんな状況ほど、株は上がりやすくなる」と長年の経験を語った「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 苦境の売り手が導く上昇相場」は今週も大人気となっています。相場観特集では経験豊富な市場関係者3氏に展望を伺っています。
雨宮京子氏【米中貿易協議に光明、リスクオン相場は続くか】(1) <相場観特集>
清水三津雄氏【米中貿易協議に光明、リスクオン相場は続くか】(2) <相場観特集>
檜和田浩昭氏【米中貿易協議に光明、リスクオン相場は続くか】(3) <相場観特集>
今週のアクセスランキングトップに輝いたのは、4月からの新法施行を目前にして盛り上がりをみせる“人材関連”テーマを取り上げた「“人材革命”の大相場が開幕、外国人労働者関連『最強選抜5銘柄』 <株探トップ特集>」。新法の解説に始まり、ビジネスチャンスを拡大させる銘柄群を紹介。更に、これから大きく株価変貌が期待できる“5銘柄”を挙げ、多くのアクセスを集めました。
東証マザーズ指数が8日続伸するなど、中小型材料株の動きが明らかに活発化しています。ランキングトップとなった上記記事に加え、今週も“5G”関連の記事は過去記事も含め多くのアクセスを集めました。そのほか、先週トップとなった「材料株春一番! 急騰旋風に舞う『5テーマ・5銘柄』攻めの急所 <株探トップ特集>」は2週連続のランクイン。新たに注目の兆しを見せるテーマの特集も人気となっています。銘柄選択の参考にぜひご覧下さい。
始まった「5Gバブル相場」、恐るべきメガ上昇波に乗る“5銘柄+1” <株探トップ特集>
5G関連“55兆円”巨大投資がもたらす株価「大変貌」の序曲、特選銘柄リストアップ <株探トップ特集>
上放れ前夜「5G関連株」――本命・対抗、そして穴株 <株探トップ特集>
“ポストスマホ”の急先鋒、成長期待膨らむ「ウェアラブル関連株」 <株探トップ特集>
社会基盤の一大変革担う「デジタル・ガバメント」関連株に春風吹く <株探トップ特集>
「バイオテクノロジー関連」が2位、“アンジェス効果”で物色人気集中<注目テーマ>
「セルロースナノファイバー」が14位に急浮上、用途の拡大が報じられる<注目テーマ>
「10連休」が4位にランク、政府が対処方針を公表、日本郵便は特例日を設置<注目テーマ>
続いてランキング2位となったのは、内需関連の中小型株に注目し「早晩株価は“水準訂正高”に向けたビッグウェーブに乗ることになりそうだ」と期待される10銘柄を挙げた「視点はズバリ来期業績! 高成長路線突き進む『とっておき中小型株』精選リスト <株探トップ特集>」。10-12月期決算で下方修正が相次ぐなか、内需関連の好業績企業にスポットを当てたこの特集は多くのアクセスを獲得しました。
そのほか、好業績・高利回り企業を特集した記事は今週も多くの方に読まれています。
上方修正“先回り”、19年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>
上方修正“先回り”、19年3月期【業績上振れ】候補 〔第2弾〕 <成長株特集>
18年10-12月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第1弾〕 30社選出 <成長株特集>
5万円以下で買える、増収増益&低PBR「お宝候補」21社 【東証1部】編 <割安株特集>
5万円以下で買える、増収増益&低PBR「お宝候補」19社 【2部・新興】編 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 2月27日版
株探(PC版)に「大株主の異動履歴(3年間)」の掲載が開始されました。リリース記事がランクインしましたので、当欄でも紹介させていただきます。この機能は、3年間の株主の異動が“時系列でわかる”というもので、これによりどのような株主が買い増ししているか、売却しているか、また、どういった株主が新規に買ってきているかを直感的に把握することができます。中長期的な投資の参考に、ぜひお役立てください。
アクセスランキングの常連となった「株探プレミアム」専用コラム。今週は「大川智宏の『日本株・数字で徹底診断!』」 第11回となる「デイトレーダー必見! 最強のテクニカルトレード 『寄り値リバーサル』」を配信。毎回データを根拠にこれまでの常識を打ち破る投資法を紹介してきた同氏ですが、今回は「『リターンリバーサル』という、株式投資の中で最も基本的な投資が効果を失い始めている」と指摘。その上で新しい戦術“寄り値リバーサル”を紹介し、多くのアクセスを獲得しました。プレミアム会員でなくとも1ページ目が無料で読めますので、ぜひご覧ください。
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引け後の情報をまとめてチェックできる人気シリーズの「明日の好悪材料」、「本日の【サプライズ決算】速報」は今週も全記事が多くのアクセスを集めました。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月22日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月25日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月26日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月27日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月28日発表分)
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