日経平均寄与度ランキング（前引け）～ 日経平均は反落、エーザイが1銘柄で約55円分押し下げ
22日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり105銘柄、値下がり115銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は反落。45.83円安の21563.09円（出来高概算6億5120万株）で前場の取引を終えた。前日の米国株式相場では、NYダウは反発し、ナスダック指数は大幅に5営業日続伸となった。米連邦公開市場委員会（FOMC）発表を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まる側面もあったが、DRAM半導体需要の減速に対応するため生産及び設備投資の削減を発表したマイクロンや25日の動画ストリーミングサービス発表イベントへの期待からアナリストの評価引き上げが観測されたアップル株がけん引役となり、ハイテク株全般に買いが広がった。なお、シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の21415円。本日の東京市場は、半導体関連中心に買いが先行したが、エーザイ売りが波及した医薬品セクターが大幅安となり、寄付き後に日経平均はマイナスに転じた。中国株をはじめとしたアジア市場の動向もまちまちとなっており、指数はじりじりとレンジを切り下げた。
値下がり寄与トップはアルツハイマー治療薬の開発中止を発表したエーザイ<4523>になり、1銘柄で約55円分の押し下げ要因となったほか、ファーストリテ<9983>、アステラス製薬<4503>、ソニー<6758>などが値下がり寄与上位に並んだ。なお、値上がり寄与銘柄には、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、ファナック<6954>などが続いた。前日の米国市場で、マイクロンが決算を好感されて急伸したことから米半導体が全面高となり、東京市場にもその流れが波及する格好となった。
*11:30現在
日経平均株価 21563.09(-45.83)
値上がり銘柄数 105(寄与度+133.37)
値下がり銘柄数 115(寄与度-179.20)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 16475 775 +28.45
<9984> ソフトバンクG 11220 250 +27.53
<6857> アドバンテ 2538 110 +8.08
<7269> スズキ 5069 160 +5.87
<6506> 安川電 3560 140 +5.14
<6954> ファナック 19415 135 +4.96
<6971> 京セラ 6455 47 +3.45
<6762> TDK 8850 90 +3.30
<7733> オリンパス 4935 80 +2.94
<8028> ユニファミマ 2990 20 +2.94
<9766> コナミHD 4880 70 +2.57
<6645> オムロン 5210 60 +2.20
<4063> 信越化 9287 54 +1.98
<6976> 太陽誘電 2190 51 +1.87
<5332> TOTO 4560 100 +1.84
<8801> 三井不 2818 48 +1.76
<6770> アルプスアル 2301 37 +1.36
<2503> キリンHD 2619 36.5 +1.34
<6479> ミネベアミツミ 1660 32 +1.17
<6367> ダイキン 12640 30 +1.10
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4523> エーザイ 7565 -1500 -55.07
<9983> ファーストリテ 53610 -710 -26.06
<4503> アステラス薬 1692.5 -64.5 -11.84
<6758> ソニー 4721 -230 -8.44
<4578> 大塚HD 4455 -168 -6.17
<4704> トレンド 5110 -160 -5.87
<4452> 花王 8688 -155 -5.69
<4507> 塩野義 6693 -144 -5.29
<4519> 中外薬 7510 -130 -4.77
<4021> 日産化学 5100 -100 -3.67
<7267> ホンダ 3042 -48 -3.52
<9613> NTTデータ 1211 -18 -3.30
<4568> 第一三共 4405 -90 -3.30
<9735> セコム 9534 -66 -2.42
<4502> 武田 4696 -57 -2.09
<6988> 日東電 5920 -57 -2.09
<4506> 大日住薬 2717 -54 -1.98
<3382> 7&iHD 4396 -43 -1.58
<6301> コマツ 2653 -40 -1.47
<4324> 電通 4690 -40 -1.47
《AK》
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