「レアアース」が18位に急上昇、米中貿易摩擦の取引材料に利用との思惑<注目テーマ>

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2019年5月22日 12時20分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「レアアース」が18位に急浮上している。

レアアース(希土類元素)とは、流通量や使用量が少ない非鉄金属であるレアメタルの一部。レアアース磁石の材料であるネオジム・ジスプロシウム、HDDガラス基板などの研磨剤や自動車用排ガス触媒に使用されるセリウム、ランタンなどが含まれ、自動車やエレクトロニクス製品の性能向上に必要不可欠な材料だ。

現在、世界の生産量のうち約8割を中国が占めていることから、中国がレアアースを米中貿易摩擦の交渉材料に利用するとの観測が浮上。これを受けて関連銘柄がにわかに関心を集めている。中国メディアが20日、江西省を視察中の習近平国家主席が江西金力永磁科技(JLマグ)を訪問し、レアアースの生産状況などの説明を受けたと報じたこともこうした思惑に拍車をかけており、テーマとしての人気も上昇しているようだ。

この日は、レアメタルのリサイクルを手掛けるアサカ理研<5724>が急伸したほか、レアメタル・レアアース取引に強い専門商社のアルコニックス<3036>は大幅続伸した。三井物産<8031>、三菱商事<8058>など総合商社も堅調な動きとなっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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